表面加工編

鏡面仕上げ以外の結婚指輪は?選択肢を広げる5種類を知ろう【表面加工まとめ】

みっずー
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結婚指輪選びで重要なポイントとしてよく挙げられるのは『素材』や『形』ですが、その他にも考えるべき要素があります。

それが『表面加工』です。

『表面加工』=『鏡のように輝く表面』だけではないよ!

しかし、最近では華やかさだけではなく、独自性を追求した表面加工を選ぶ人が増えています。

きらきらと輝く指輪が全ての人に合うわけではありません。

自分に似合う指輪はどんな表面加工を持つものなのでしょうか?

主に以下の5種類の表面加工が選ばれています。

・鏡面仕上げ

(輝く鏡のようにピカピカに磨かれた仕上げ)

・つや消し

(光の反射を抑え、落ち着いた輝きを放つ仕上げ)

・槌目

(手作業で打たれた特有の模様が魅力的な仕上げ)

・ミル打ち

(宝石が並んでいるかのように見える特殊な仕上げ)

・エタニティリング

(宝石が埋め込まれた豪華な仕上げ)

これら5種類の表面加工によって、結婚指輪の全体の印象は大きく変わります。

これまで指輪と無縁で、つけることに抵抗感を感じている方でも、あなたの個性や手元を引き立てる表面加工が見つかるかもしれません。

鏡面仕上げ

「鏡面仕上げ」というのは、結婚指輪の表面加工方法として最も一般的なもので、指輪をまるで鏡のように美しく輝かせるものです。

鏡面仕上げをしていない結婚指輪は、素材が本来持つ可能性を十分に活かせていないことがあります。

これは、表面が少しデコボコしていていると、光がうまく反射できないからです。

一方、鏡面仕上げは、指輪の表面を一定の方向に滑らかに磨き上げることで、光をきちんと反射させ、眩い輝きを引き立てます。

『ミラー仕上げ』『つやあり』という呼び方も。

鏡面仕上げの結婚指輪は、その美しい輝きが手元を引き立てるため、どんな衣装にも合わせやすく、特別な日華やかな場所での使用に特に適しています。

つや消し

つや消しとは、鏡面仕上げとは対照的な加工方法で、光の反射を抑え、より落ち着いた輝きを放つ手法です。

表面に微細な凹凸を加えることで、光の反射を均一に分散させ、落ち着いた輝きを生み出します。

凹凸の大きさや付け方によって、表面の見え方や質感が変わります。

この微細な調整により、つや消し加工は次の3つの主要なバリエーションを生み出します。

・マット加工

・ヘアライン加工

・スターダスト加工

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マット加工

微細な凹凸を作ることで、輝きを抑えつつ、素材の色味を引き立てます。

その凹凸は微細なので、手触りはスムーズでありながら、視覚的には穏やかな印象を与えます。

滑らかな手触りと穏やかな視覚効果は、シンプルで洗練されたスタイルを好む方に適しています。

ヘアライン加工

一定方向に描かれた細かな線により、髪の毛のような独特の模様を作り出します。

腕時計の加工にも用いられるこの方法は、鏡面仕上げよりも落ち着いた印象を与えながらも、マット加工よりも洗練された輝きを持つため、スタイリッシュさを追求する方におすすめです。

スターダスト加工

粗く彫られた表面につや消しを施すことで、まるで星くずが散らばったような独特の質感を表現します。

一般的なマット加工よりも粗い凹凸が特徴で、他とは一線を画す特別な輝きを放つことから、個性的なスタイルを好む方にぴったりです。

槌目

槌目は、指輪の表面に特殊なハンマーを用いて打ちつけ、独特の模様を作り出す工芸技法です。

槌目の模様は、使用するハンマーの種類や大きさ、打ちつける強さや角度により、違った雰囲気を作り出します。

これにより、一つとして同じものがない、唯一無二の指輪が誕生します。

一部のブランドでは、職人が手作業で一点一点丁寧に打ち出しており、その緻密な作業から生み出される美しさと、手間ひまをかけた手作りの温かみが、槌目指輪の大きな魅力となっています。

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ミル打ち

ミル打ちは、専用の工具を使用して、指輪の表面に一連の粒状のパターンを施す独特の加工方法です。

これは、一見すると小さな宝石が一列に並んでいるような美しい光沢を放ちます。

ミル打ちの美しい表面加工は、数々の小さな宝石がちりばめられたような豪華に見える一方で、そのコストは実際に宝石を使ったデザインと比べてリーズナブルです。

これは、ミル打ちが宝石を取り付けるのではなく、粒状のパターンを通じて華やかさを表現する技術だからです。

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エタニティリング

エタニティリングは、名前が示す通り、「永遠」を意味します。

このデザインは、リング全体が小さな宝石で埋め尽くされ、永遠に続くような無限の愛を象徴しています。

これはミル打ちとは違い、実際の宝石が並んでいます。

その結果、一環として視覚的に繋がった輝きが生まれ、見る人を魅了します。

その豪華さと華やかさから、特に女性の間で人気が高まっています。

ただし、エタニティリングは価格が高くなりがちであること、また宝石が一周しているためサイズ調整が難しいという点があります。

このため、エタニティリングを選ぶ際には、予算やライフスタイル、そして自分の手元に最もふさわしいデザインとサイズを慎重に選ぶことが重要です。

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それぞれの印象マップ

表面加工は結婚指輪の印象を大きく左右します。

以下に、各加工方法の一般的な印象とその選ばれる傾向を示します。

  • 鏡面仕上げは、クラシックな輝きで男女問わず人気
  • エタニティリングとミル打ちは、華やかさから女性に好まれる傾向
  • つや消しと槌目は、落ち着いた輝きにより、男性に好まれる傾向

まとめ

結婚指輪を選ぶ際、素材や形が重要な要素となることが多いですが、表面加工も非常に重要です。

それぞれの表面加工は、指輪の印象を大きく左右します。

大きく分けて、以下の5種類の表面加工があります。

・鏡面仕上げ

(輝く鏡のようにピカピカに磨かれた仕上げ)

・つや消し

(光の反射を抑え、落ち着いた輝きを放つ仕上げ)

・槌目

(手作業で打たれた特有の模様が魅力的な仕上げ)

・ミル打ち

(宝石が並んでいるかのように見える特殊な仕上げ)

・エタニティリング

(宝石が埋め込まれた豪華な仕上げ)

これらを使い分けることで、豪華で輝きのある結婚指輪から落ち着きのある指輪まで、さまざまなスタイルを表現することが可能です。

自分に合う表面加工が、一般的に多く取り扱われている、ピカピカの鏡面仕上げとは限りません。

以上の5種類の表面加工を知っているだけでも、選択肢は格段に広がります。

様々な選択肢の中から、あなただけの最適な結婚指輪を見つけてください。

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