愛の証を手作りで!結婚指輪を自分たちで作る楽しさと価値【おすすめ3選】
結婚指輪は、一生を共に過ごす証となる大切なアイテムです。
そのため、手作り結婚指輪に惹かれるカップルも多くいます。
手作り結婚指輪は、他にはない唯一無二の指輪を作ることができるだけではありません。
一緒に作る時間が楽しく、
お互いの気持ちが深まることが魅力のひとつ。
また、手作り指輪は既製品に比べてコストを抑えることができるので、予算面でもメリットがあります。
この記事では、手作り結婚指輪の魅力について詳しく解説し、2つの主要な製法を紹介しています。
- 鍛造法=金属をハンマーで叩いて形を作る
- ロストワックス法=ワックスと呼ばれるロウを使って指輪の形を作り、金属を流し込む
最後に、手作り結婚指輪おすすめ3選も紹介しています。
この記事を参考に、あなたもパートナーと一緒に、自分たちだけの特別な指輪を作ってみませんか?
手作り結婚指輪の魅力とは
思い出に残る二人だけの特別な時間になる
指輪作りの体験は、二人だけの特別な時間を過ごすことができます。
共同作業を通じて、お互いに協力やサポートが必要になります。
これにより、信頼関係が深まり、絆が強まります。
さらに、結婚指輪作りの過程で共に笑い、挑戦し乗り越えることで、指輪への思い入れが深まり、一生大切にしたい宝物になります。
唯一無二の結婚指輪を作れる
手作りの醍醐味は、まさにこれです。
既存品では、自分たちの理想の結婚指輪が見つからないことがあります。
自分たちで考えたデザインや素材を考え、自分たちだけの特別な指輪を作成できます。
コストを抑えつつ、理想の指輪を手に入れる
お店に並んでいる既製品に比べ、手作りの指輪は同じようなデザインでも費用を抑えることができます。
既製品は、ブランド料金が上乗せされており、価格が高くなりがちです。
一方、手作り指輪では、指輪の製作に関する専門家や職人に支払う費用が節約できます。
手作りはブランドに比べダサい?
手作りの結婚指輪に関しては心配の声がよく聞こえます。
- 自分たちで作るから、かたちが整わずガタガタになってしまうのではないか?
- 安っぽく見えてしまうのではないか?
- 有名ブランドではないのでバカにされるのではないか?
ですが、この後紹介する手作り結婚指輪おすすめ3選のようなお店は結婚指輪専門の手作りコースを準備しています。
プロの指導の下で、自分たちの手で指輪を作る体験ができて、しっかりとサポートしてくれます。
先ほど魅力でもお伝えしましたが、有名ブランドの指輪も素敵ですが、手作りの指輪は思い入れが深まり、一生大切にしたい宝物になります。
手作り結婚指輪の種類
鍛造法
『鍛造』とは、金属をハンマー等で叩いて圧力を加えて変形させる手法です。
手作り指輪の『鍛造法』では、指輪の素材の金属をたたいたり、伸ばしたりして成形していきます。
鍛造法のメリット
①最初から最後まで自分で作れる
②高い耐久性
③当日受け取りも可能(シンプルなデザインの場合)
メリット①最初から最後まで自分で作れる
指輪のかたちがある程度作られているロストワックス法と比べ、鍛造法は金属の棒からの作製します。
自分たちで、金属の棒を切ったり、曲げたりすることで指輪のかたちにしていくので作製している感覚を持ちやすいです。
また、すべての工程を自分で作業できる場合もあり、達成感もより感じられます。
メリット②高い耐久性
鍛造法は、金属自身をハンマーで叩いてかたちを作っていきます。
かたちをつくると同時に、叩かれることによって、金属の密度が高まります。
金属の密度が高くなると、なにもしていない金属と比べると耐久性が高くなります。
メリット③当日受け取りも可能(シンプルなデザインの場合)
結婚指輪の準備には、既製品であっても取り寄せたりしていると時間がかかります。
手作りとなると、もっと時間がかかるのではないかと思う方も多いでしょう。
しかし、鍛造法でシンプルな結婚指輪であれば、当日に完成させて持ち帰ることも可能です。
結婚式が近い方にも、鍛造法で手作りできる結婚指輪はおすすめです。
鍛造法のデメリット
①細かいデザインが難しい
②作業工程が多い
デメリット①細かいデザインはむずかしい
実際に金属本体を加工していく必要があるので、細かいデザインを表現しにくいです。
金属は、硬いので大きく曲げる、叩いて伸ばすは可能です。
繊細なデザインを手作りしたい場合は、ロストワックス法を選ぶと良いです。
デメリット②作業工程は多い
イチからすべての工程を自分たちでできる鍛造法は、やることが多いです。
ひとつひとつの作業も不慣れなので、どうしても時間がかかってしまいます。
しかし、金属の棒から自分の手で仕上がっていく過程は格物です。
ロストワックス法
ロストワックス法とは、ワックス(ロウソクで使うロウ)を使って指輪を作る方法です。
円状になっているワックスを削ったり、曲げたりして思い描く指輪のかたちを作ります。
完成した、ワックスで型をとりワックスを溶かし(ロストさせ)て空洞に金属を流し込み指輪を作ります。
ロストワックス法のメリット
①繊細なデザインを作りやすい
②ペアリングとして、複製が簡単に
メリット①繊細なデザインを作りやすい
細かい装飾や立体的なデザインも、柔らかいワックスを用いることで表現可能です。
直接金属を曲げたり、叩いたりする鍛造法と比べると、デザインしやすい手法です。
個性的なデザインを作りたいと考えている方はロストワックス法がおすすめです。
メリット②ペアリングとして、複製が簡単に
1つワックスで型をつくれば、金属を流し込む型が1つできます。
型ができれば、その型をつかって、複数個の指輪をつくることができます。
まったく同じデザインで作製ができるので、カップルで結婚指輪で同じデザインが良いと思うかたにはおすすめです。
ロストワックス法のデメリット
①完成に時間がかかる
②すべてが手作りではない
デメリット①完成に時間がかかる
ワックスを切り出して、デザインを整えるまでは自分たちで作業します。
しかし、その後の型をつくって金属を流し込む作業は、自分たちではできません。
一度預けて後日引き取りになるので、完成まで日数がかかります。
結婚式などで結婚指輪が必要な日が近い場合は、間に合わない可能性が出ます。
デメリット②すべてが手作りではない
デメリット①でも説明しましたが、自分たちでやる工程は、ワックスを切り出してデザインするまでです。
その後は、お店にいったん預けて選んだ金属を流し込む工程はおまかせです。
一度、自分たちの手を離れてしまうので、より作製した実感がわきやすいのは、鍛造法です。
手作り結婚指輪の作り方
『鍛造法』と『ロストワックス法』はどのように作るのか工程例をお伝えします。
どちらの方法も使用する金属を選ぶ必要がありますので、下記記事を参考にしてください。
鍛造法の場合
鍛造法は、すべての工程を自分でやることができます。
工程数は多いですが、完成した時の満足感は大きいです。
まずは指輪に使用する金属素材(プラチナ、ゴールドなど)を選びます。
選んだ素材の棒状の金属を、必要な長さに切断します。
金属棒を加熱し、鍛造しやすい柔らかさにします。
金槌を使って、加熱した金属棒を叩きながら、徐々に指輪の形状に変形させていきます。
鍛造した金属を曲げ、リング状に成形します。必要に応じてさらに加熱して柔らかくし、整形しやすくします。
リングの継ぎ目を溶接して、一体化させます。この際、継ぎ目が目立たないように丁寧に作業を行います。
ヤスリや研磨布を使って、表面を整え、滑らかに磨きます。必要に応じて研磨機も使用できます。
最後に、全体を磨いて仕上げます。艶出しやマット加工など、表面仕上げによって指輪の印象が変わるため、好みに合わせて磨き方を選びます。
ロストワックス法
ロストワックス法は、ワックスの原型を作製するのがメインの作業です。
完成までは、鍛造法にくらべお店にしてもらう作業があり日数がかかります。
指輪のデザインを決定し、スケッチや3Dモデルを作成します。
ワックスを使って指輪の原型を作成します。彫刻刀や熱した工具を使用して、細部まで丁寧に彫ります。
指輪に使用する金属素材(プラチナ、ゴールドなど)を選びます。
原型をお店に預け、それをもとに選んだ金属で指輪を作製してもらいます。
艶出しやマット加工など、表面仕上げによって指輪の印象が変わるため、好みに合わせて磨き方を選びます。
どちらの方法も、最後に表面仕上げをします。
表面仕上げによって、雰囲気が変わります。
手作り結婚指輪おすすめ3選
手作り結婚指輪が作れるブランドの中で、おすすめベスト3を紹介します。
なぜ、このランキングになったかは、下記記事で解説しています。
全国各地に店舗を展開
オーダーメイドジュエリーで有名なお店です。
オーダーメイドに特化しているお店なので、相談をしながらデザイナーに完成イメージを無料で描いてもらうこともできます。
手作りの種類として、鍛造法とロストワックス法どちらでも選ぶことができます。
【有名店】手作り指輪専門
旅行雑誌の『まっぷる』や『るるぶ』にも掲載されたこともあり、全国から人が集まる有名店です。
鍛造法でつくるので、当日に持ち帰ることもできるので旅行中に作ることも可能です。
過去に作った2,000種類を超える先輩方の作品集もあり、イメージを持つことができます。
セレクトオーダーの感動を
年間2800組のカップルに選ばれている人気店。
希望を伝えれば1部屋を貸し切れるため、他のカップルを気にせずに動画、写真撮影も自由に行え、ストーリー仕立ての動画を結婚式などにも使用する事ができます。
まとめ
手作り結婚指輪は、カップルにとって特別な経験を提供するだけでなく、予算面でもメリットがある選択です。
この記事では、2つの主要な製法を詳しく紹介しました。
- 鍛造法=金属をハンマーで叩いて形を作る
- ロストワックス法=ワックスと呼ばれるロウを使って指輪の形を作り、金属を流し込む
鍛造法は、シンプルな指輪を当日に作ることができます。
ロストワックス法は、繊細なデザインや複製が容易に作成できますが、完成までに時間がかかります。
手作り結婚指輪は絆を深める貴重な機会であり、一生の思い出になることでしょう。
この記事を参考に、あなたもパートナーと協力し合い、自分たちだけのオリジナルな指輪を作成してみてください。