【素材編】結婚指輪は、プラチナより、カラーバリエーション豊富なゴールドを!
日本では、プラチナの結婚指輪が主流ですが、近年ではゴールドの指輪も注目されています。
最近、プラチナではなくゴールドを選ぶ方が増えているようです。
では、プラチナにはない、ゴールドの魅力は何でしょうか?
カラーバリエーションが豊富で、個性を出せる
価格がプラチナに比べて抑えられることが多い
ゴールドには、大きく分けると、3種類です。
- イエローゴールド
- ピンクゴールド
- ホワイトゴールド
この同じゴールドでも、カラーバリエーションがあることが、選ばれる一つの理由です。
また、価格もプラチナに比べると抑えることも可能です。
プラチナとの比較は別記事でしています。
今回は、さらにゴールドの表記を見れば、どのようなゴールドかわかるように説明します。
あなたに合うゴールドを見つけてください。
ゴールドの純度を表す 『K〇〇』
ゴールドの純度は、Karat(カラット)で表されます。
混ぜ物がなく、ゴールドがほぼ100%のものは、K24(24金)と呼ばれます。
数字の前に付いているKは、カラットを表しています。
カラットという言葉には、ダイヤモンドを思い浮かべる方もいるかもしれません。
しかし、ダイヤモンドではCarat(キャラット)が重さを表す単位です。
一方、ゴールドの場合は、Karat(カラット)が純度を表す単位となります。
24Kが最大の純度で、純度が低くなるごとに、18K、14K、10Kと数字が小さくなります。
た、純度が低いゴールドは、他の金属と合金になっていることが一般的で、その金属によって色味が変わることもあります。
ゴールドに混ぜる金属 『割金』
24Kのゴールドは純金で、混ぜ物はありません。
それ以下のゴールドは、他の金属を混ぜています。
この混ざる金属のことを割金と呼びます。
割金を使用することには、指輪を作る上で多くのメリットがあります。
硬度を高め、加工しやすくする
ゴールドは、もともと比較的やわらかい素材です。
純金をそのまま指輪にすると、価値は高いかもしれませんが、形が崩れたり、傷がつきやすくなります。
割金を加えることで、硬度を高めることができ、加工もしやすくなります。
これにより、繊細な指輪を作ることができます。
色合いを変化させる
割金によって、ゴールドの色合いを変化させることができます。
他の金属の混ぜ具合によって、色が変わります。
これが、ゴールドが選ばれる一つの魅力です。
大きく分けると、イエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールドがありますが、さまざまな色合いのゴールドが作られることが可能です。
ゴールドの種類 代表3色
イエローゴールド
イエローゴールドは、通常YGと刻印されています。
イエローゴールドは、一般的なゴールド製品の色合いに近く、純金に比べるとより黄色みが強い特徴があります。
イエローゴールドは、古典的で豪華な印象を与えるため、結婚指輪や記念品などに多く用いられます。
ピンクゴールド
ピンクゴールドは、通常PGと刻印されています。
この銅の色味がゴールドと混ざることで、ピンク色に見えるのが特徴です。
銅の配合率によって、濃いピンク色や薄いピンク色になります。
ピンクゴールドは、女性らしさや優雅さを表現するため、女性向けのアクセサリーや結婚指輪に人気があります。
ホワイトゴールド
ホワイトゴールドは、通常WGと刻印されています。
シルバーの色味が強いため、見た目はプラチナに似ていますが、ゴールドの割合によっては、少し黄色みが出て暖かみが感じられることもあります。
ゴールドとの割合によっては、少し黄色みが出て、暖かさがでることもあります。
ホワイトゴールドは、モダンで洗練された印象を与えるため、さまざまなジュエリーやファッションアイテムに用いられます。
また、プラチナに比べて価格が抑えられることから、手頃な選択肢としても人気があります。
価格が抑えれるのは、純度が違うから
ゴールドの結婚指輪がプラチナに比べて価格が抑えられる理由は、主に純度の違いにあります。
ゴールドとプラチナの素材自体の価格差は市場状況によりますが、この純度の違いが指輪全体の価格に影響しています。
ゴールド指輪では、純度を下げることにより、他の金属が増え、指輪全体のコストが抑えられます。
また、ゴールドは加工しやすく、デザインの幅が広がることも価格差に影響しています。
一方、プラチナは硬い素材であり、加工が難しいため、手間がかかりコストが上がります。
ゴールドの注意点① 変色
ゴールドの注意点として最初に挙げられるのは、変色の問題です。
ゴールド自体は変色に強く、劣化がほぼない金属ですが、割金として使われる銀や銅が変色や劣化の原因になってしまいます。
特に、汗や日常の汚れが変色の原因となります。
純度の高いゴールドは、変色や劣化が少ないため、手入れが苦手な方には高純度のものがおすすめです。
18Kのゴールドであれば、それほど神経質にならなくても大丈夫です。
定期的なメンテナンスやクリーニングを行うことで、指輪の美しさを長持ちさせることができます。
ゴールドの注意点② ゴールドの印象
日本では、控えめな輝きのプラチナも人気です。
そのため、プラチナと比べるとゴールドは、主張が大きく、人によっては派手に感じてしまうことがあります。
職場などで、常に着けていても問題がないかを考慮し、自分の好みやライフスタイルに合った素材を選ぶことが大切です。
さらに、指輪のデザインや幅も印象に影響します。
シンプルで細身のデザインを選ぶことで、派手さを抑えることができます。
購入者の声
純金の結婚指輪
- 素材:24金(純金)
- ブランド:市松
- 費用:13万円
- ゴールドを選んだ理由:色合いが肌に馴染むから
(Sさん)
ゴールドの色が肌に馴染み、シンプルなデザインに惹かれて購入されています。
純金なので、色合いは混じりけのないゴールド色です。
他のゴールド系と比べると、高級感を演出できます。
イエローゴールドの結婚指輪
- 素材:イエローゴールド
- ブランド:ケイウノ
- 費用:10万円
- ゴールドを選んだ理由:手が黄色みがかっており、プラチナより似合うと思ったため
(Yさん)
『ラフライン』というケイウノ特有の表面加工が施されています。
ゴールドは、主張が強いと思われがちですが、表面加工や、指輪の幅を変えることにより調整できます。
ピンクゴールドの結婚指輪
- 素材:ピンクゴールド
- ブランド:結婚指輪.com
- 費用:ペアで10万円
- ゴールドを選んだ理由:金額が一番安かったから
(Mさん)
手作りの結婚指輪で、ピンクゴールドを選ばれています。
女性人気が高く、かわいらしさを表現できます。
価格は安かったけれど、傷が多くなってきているとのことでした。
ホワイトゴールドの結婚指輪
- 素材:ホワイトゴールド
- ブランド:YUKA HOJO
- 費用:30万円
- ゴールドを選んだ理由:いつもゴールド系のアクセサリーをつけるから
(Tさん)
プラチナのように見えて、少し黄色味がかっている様子が写真からわかります。
他の人と被らなさそうといことで、ホワイトゴールドを選択。
ホワイトゴールドは、ゴールド系のなかでも抵抗がない方が多いのではないでしょうか。
まとめ
日本ではプラチナが結婚指輪の主流ですが、最近はゴールドの指輪も注目を集めています。
その理由は、カラーバリエーションが豊富で個性を出しやすく、価格もプラチナに比べて抑えられることが多いからです。
イエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールドが主な種類で、それぞれ魅力があります。
純度が高いゴールドは劣化が少なく、手入れが苦手な方におすすめですが、割金が混ざることで硬度が上がり、加工しやすくなります。
また、純度を下げることでコストも抑えられ、手頃な価格で購入できます。
しかし、ゴールドの指輪は派手に見られがちなため、ライフスタイルに合った素材やデザインを選ぶことが大切です。
最終的には、自分の好みや予算、ライフスタイルに合った指輪を選ぶことが重要です。
ゴールドの指輪を選ぶ際は、純度やカラット数、割金の種類、デザインなどを考慮して、自分にぴったりの指輪を見つけましょう。