【表面加工編】結婚指輪は、シンプルじゃない！エタニティリングで華やかに

結婚指輪のイメージと言えば、プラチナやゴールドの素材で作られたシンプルかつ高級感あふれるデザインが多いです。

しかしここ最近、結婚指輪に華やかさを加えるためにエタニティリングを取り入れる人が増えています。

エタニティリングは、宝石を多くあしらった指輪です。

また、エタニティリングの宝石は、いろいろな方法で留められており、宝石の留め方によって、宝石の見え方が変わるので、雰囲気も変わります。

この留め方の使い分けで、宝石を大きく見せたり、ワンポイントを見せたりができます。

今回は、これらを解説します。

エタニティリングとは？

エタニティリングは、リング全体に一周宝石が埋め込まれているスタイルの指輪で、”エタニティ”は”永遠”という意味があります。

途切れることなく、連続して敷き詰められた宝石は、『永遠』を表します。

そこからエタニティリングには、永遠の愛という意味が込められています。

エタニティリングは2種類

エタニティリングには、大きく分けて2種類あります。

『フルエタニティ』と『ハーフエタニティ』です。

全面に宝石を使用しているか、半分に宝石を使用しているかの違いです。

フルエタニティ

「フルエタニティ」は、リングを一周ぐるりと宝石で埋め尽くすスタイルです。

指輪に前後がなく、指輪が回転してしまっても、どの方向でも宝石の輝きがあります。

華やかさがあり、キラキラが好きな方はフルエタニティがおすすめです。

ハーフエタニティ

「ハーフエタニティ」は、リングの半分だけに宝石を埋め込んでいるスタイルです。

手のひら側には、宝石が付いていないので、日常使いがしやすい指輪です。

また、フルエタニティに比べて宝石の量が少なくなるため、価格面でも抑えて購入できます。

エタニティリングの良さ

結婚指輪に華やかさ

結婚指輪といえば、プラチナやゴールドなど、素材だけで作られているものが多いです。

そんな中で、宝石が付いているエタニティリングは、華やかさを出せます。

宝石の見え方は、後に説明する宝石の留め方で変化します。

宝石を最大限見せて、より華やかにすることも、さりげなく輝きをアピールすることもできます。

傷が目立たない

結婚指輪で問題になるのが、傷問題です。

結婚指輪の素材の、プラチナやゴールドは、硬い金属と思われがちですが、他の金属に比べるとやわらかいです。

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エタニティリングは、表面が宝石で埋め尽くされているため、傷がつきません。

長く使用しても変化しにくい結婚指輪です。

エタニティリングの注意点

宝石が取れてしまうかも

たくさんの宝石が固定されているエタニティリング。

結婚指輪がエタニティリングだと、日頃から常に付けることとなるため、宝石の固定が弱まることがあります。

せっかくのエタニティも一つでも宝石が取れてしまうと、バランスが悪く見えてしまいます。

お葬式には、着用すべきでない

エタニティリングには、華やかさがあります。

普段の生活には華やかさはプラスに働きますが、悲しい場面、特にお葬式には、向きません。

そういった時は、一時的に外すようにしましょう。

宝石の留め方

宝石でいっぱいのエタニティリングには、宝石を固定が大切です。

固定が甘いと、宝石が落ちてしまいます。

宝石の留め方には、「爪留め」、「彫り留め」、「レール留め」という3つの基本的な方法があります。

爪留め

その名の通り、宝石を爪で固定する方法です。

ここでいう「爪」は金属の一部を細長く伸ばしたもので、その爪で宝石を固定します。

一つの爪で二つの隣り合う宝石を留める『共通爪留め』

一つの宝石を四つの爪で固定する『4爪留め』などがあります。

彫り留め

宝石の下部分をリングに埋め込むように固定する方法です。

完全に埋め込むわけではなく、一部を出して固定しています。

彫り留めの魅力はその固定力の良さと、馴染みやすさにあります。

着け心地が良く、日常的に長時間着用していても違和感が少ないのが特徴です。

レール留め

レール留めは、その名の通り指輪の内側と外側の２本のレールに沿った形で宝石を固定する方式です。

この留め方を選ぶ最大の理由は、洗練されたデザインと高い固定力です。

レールに沿った宝石は、シンプルながらも高級感ある印象を放ちます。

まとめ

シンプルな結婚指輪を変えるのは、エタニティリングがおすすめです。

エタニティ(永遠)の意味もあり、結婚指輪にピッタリです。

エタニティリングは、宝石を多く留められているリングです。

普通の結婚指輪にはない、良さがあります。

宝石も留め方によって見え方が変わります。

より、目立つように見せたり、控えめに輝きを演出することもできます。

代表的な宝石の留め方は、以下の通りです。

より華やかに見えるのは、爪留めです。

彫り留め、レール留めは、宝石が取れづらいということもあります。

さりげない輝きには、レール留めが良いです。

ぜひ、候補の一つにエタニティリングを入れてみてください。

選択の幅がぐっと広がります。