結婚指輪を安く買うならシルバー!2人が後悔しない選択を【実例紹介】
最近、いろいろなものが値上がりしてみなさんのお財布事情はより厳しくなっていることでしょう。
特に、結婚準備には多くの出費が伴います。
私自身も若くして結婚したため、結婚資金を確保するのが大変でした。
そんな中で『結婚指輪はどうしたものか…』と思う方も多いのではないでしょうか?
安さだけ考えると、一つの選択肢としてシルバーの結婚指輪があります。
その他シルバーのメリット、デメリットは下記の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
・価格 | ・変色する |
・輝き | ・素材としてマイナー |
安さだけに飛びつくのではなく、シルバーの特性を理解し、二人が納得したうえで選ぶことが重要です。
本記事では、下記の内容をお伝えします。
シルバーの特性を深く理解し、それでもシルバーを選ぶか、それとも王道のプラチナやゴールドを選ぶか、一緒に考えてみませんか?
シルバーのメリット
シルバーの指輪が結婚指輪として販売されていることは少ないです。
それでも結婚指輪にシルバーを選ぶ場合は、どんなことが魅力に感じて選んでいるのでしょうか?
価格
シルバー最大の魅力は、一部の他の貴金属に比べて手頃な価格であることです。
プラチナやゴールドの結婚指輪と比べると、価格は半分以下です。
結婚という大きなイベントには多くの費用が発生します。
予算内に結婚指輪を含めることが難しい場合や、結婚式や新婚旅行に予算を割りたいと考えている方にとっては選択肢のひとつとなるでしょう。
シルバーは結婚指輪に高額な予算を割けないと思っていた人にも新たな可能性となりえます。
輝きが強い
シルバーは、全ての金属の中でも最も光を反射させる金属で、独特の輝きがあります。
この反射率の高さはシルバーの色味に深い白色の輝きをもたらし、プラチナのような灰色がかった色合いとは違います。
また、輝きは表面の仕上げや加工によって調整可能なため、デザインや好みに応じてカスタマイズする選択肢が広がります。
シルバーのデメリット
変色
シルバーは変色しやすい金属です。
主にシルバーは、『硫化(硫黄と反応して変化)』しやすい金属です。
この反応により時間と共に黒く変色します。
例えば温泉は硫黄が多く含まれています。
事前に指輪を外しておくべきです。
温泉だけでなく、汗や雨など日常生活中でも硫黄成分が含まれる場合があり注意が必要です。
結婚指輪にしてはマイナー
結婚指輪と言えば、プラチナやゴールドが一般的です。
シルバーを選ぶ人は少なく、そのためシルバーの結婚指輪を選ぶと、周囲から違和感を持たれることがあるかもしれません。
ただし、そもそも結婚指輪は2人が納得し、愛着を持てるものを選ぶべきです。
シルバーを選ぶことで自分たちらしさを表現できるならば、それはそれで素敵な選択だと言えるでしょう。
シルバーは選ぶひとは少ない
結婚指輪の素材としてシルバーも1つの選択肢ではありますが、通常、プラチナやゴールドが選択されることが多いです。
シルバーは『その他』に含まれており、全体の1割程度のしか選ばれていません。
プラチナやゴールドが主流の理由として、以下の2つの主要な特性が挙げられます。
- 耐久性
- 価値と特別感
耐久性
結婚指輪は一生涯身に着けることを考えられており、そのためには変色や変形が少ない素材が必要です。
プラチナやゴールドはそのような特性を備えており、長期間にわたりその美しさを保つことができます。
価値と特別感
結婚は人生における特別なイベントであり、そのために特別な素材を用いるという考え方が一般的です。
プラチナやゴールドはそれぞれ高い価値を持つ金属であり、その特別感を象徴しています。
実際にシルバーの指輪を見てみよう!
- 素材:シルバー
- 費用:2人で2万円
- 追加オプション:なし
- 選んだ理由:普段の生活では指輪を着けないので、高過ぎず安くも見えないシルバーを選んだ。
(Bさん)
結婚指輪を普段つける予定がない方にとっては、結婚式で使用できればよいという考えでしょう。
- 素材:シルバー
- 費用:2人で14万円
- 追加オプション:宝石埋めこみ
- 選んだ理由:素材の中でシルバーが安かったから。
(Aさん)
こちらの方も、やはり決め手は価格です。
宝石を埋め込んだり、表面にミル打ちをしたりしていますが、シルバーの結婚指輪だからこそ、価格は抑えめです。
シルバー925とシルバー950
ジュエリーを製造する時、よく使用されるシルバーの種類には、主にシルバー925とシルバー950があります。
これらの数字は、製品に含まれる純度のシルバーの割合を示しています。
純度100%のシルバーでジュエリーを作ると、柔らかすぎて形状を保つことが難しく、また、傷つきやすいため、少量の他の金属を混ぜることで耐久性を高めています。
その他の金属とは、通常、銅や亜鉛などの硬い金属が使われます。
どちらもジュエリーに使用されますが、シルバー950の方が加工しやすくシルバー本来の輝きが強いのでおすすめです。
シルバーがサビるは誤解?
シルバーは、サビやすいから結婚指輪には向かないと思われる方がいますがジュエリーに使われるシルバーは「サビる」という現象を起こしません。
そもそも『サビる』とは水や空気中の酸素と金属が反応して『酸化』することです。
硫化による黒ずみは定期的な手入れでほぼ完全に取り除くことが可能です。
そのため、シルバーの結婚指輪を選ぶ際は、適切なケアを行うことで美しさを長く保つことができます。
また、硫化は金属が経年変化する一部とも考えられます。
これを「時間の経過とともに育つシルバーの味わい」と捉え、個々の価値観や思い出を刻む一部として受け入れる人もいます。
メンテナンスは重要
シルバーの結婚指輪を選んだ場合、メンテナンスは特に重要となります。
いくつかのメンテナンス例をお伝えします。
日常的なメンテナンス
クロスで拭き取り
シルバーは空気中の硫黄と反応しやすく、汗や皮脂が指輪に付いたままになると黒ずみの原因となります。
日常的にクロスで拭き上げることが、長く美しいまま使い続けられる一歩となります。
中性洗剤による洗浄
シルバーの指輪は中性洗剤と温水で優しく洗うことで、油や汚れを取り除くことができます。
洗浄後は、指輪をしっかり乾燥させましょう。
余計な水分が残っていると、水分中の硫黄と反応して変色の原因となり逆効果となってしまいます。
専門的なメンテナンス
専用メンテナンス道具
シルバー専用のクリーニング製品は、日常的な汚れだけでなく、黒ずみの除去にも効果的です。
指輪を専用の液体につけるだけのものもあり、お手軽にクリーニングできます。
定期的に使用することで、指輪の輝きを長持ちさせることができます。
購入ブランド店でのメンテナンス
自宅でのメンテナンスはできればよいですが、なかなか意識しないと忘れてしまいます。
購入したブランドの店に依頼することも一つの方法です。
一部のブランドでは、無料で基本的なクリーニングや磨き直しを行ってくれます。
特にシルバーはメンテナンスが重要になるので購入するブランドは、どんなメンテナンスをしてくれるのか事前に確認しておきましょう。
購入後のアフターサービスに関しては、下記記事を参考にしてください。
取り扱いは少ない
シルバーは日常的なアクセサリーやペアリングではよく見かける素材ですが、結婚指輪の分野ではあまり主流とは言えません。
プラチナやゴールド系の素材が結婚指輪の一般的な選択肢であり、その人気度に応じて各ジュエリーブランドもこれらの素材の指輪を多く取り揃えています。
その結果、好きなブランドがあったとしても、シルバーの結婚指輪を扱っていないことがあります。
シルバー販売ブランド
シルバー素材で『結婚指輪』として販売しているブランドはほとんどありません。
シルバー素材を選ぶ場合は、ペアリングとして販売されている指輪を結婚指輪として購入する必要があるでしょう。
世界5大ジュエラーのひとつ
ティファニーは1837年にアメリカで誕生した老舗ジュエリーブランドであり、世界的に名高い、『世界5大ジュエラー』のひとつです。
ジュエリー自体もそうですが、イメージカラーの『ティファニーブルー』も憧れの色とされています。
ティファニーでも、シルバーなら手軽に購入できます。
ティファニーに関しては、下記記事でも紹介しています。
【有名店】手作り指輪専門
旅行雑誌の『まっぷる』や『るるぶ』にも掲載されたこともあり、全国から人が集まる有名店です。
鍛造法でつくるので、当日に持ち帰ることもできるので旅行中に作ることも可能です。
2人で作った思い出も乗せて、唯一無二の指輪を作ることができます。
よくある質問 FAQ
- シルバーの結婚指輪で後悔することはありますか?
-
『価格』だけを理由にシルバーを購入してしまうと、後悔する可能性が高まります。
シルバーは時間と共に変色しやすく、また傷つきやすい特性があります。
これらの特性を理解し、2人が納得して購入すれば、後悔する可能性は低くなるでしょう。
- シルバーとプラチナは見た目でわかりますか?
-
シルバー、プラチナともに大まかにいうと『銀色』ですが、シルバーは白みがかった銀色、プラチナは、暗めの銀色で見た目が違います。
また、シルバーは比較的軽い一方、プラチナは重量があり、手に持った感じでも違いがわかるでしょう。
- なぜ、シルバーの結婚指輪は少ないのですか?
-
選ぶ人が少ないということもありますが、シルバーは特性上、変色したり傷ついたりしやすいため、そのためのアフターサービスを提供することが難しいです。
その結果、一部の店舗ではシルバーの指輪を採用していないこともあります。
また、最近の結婚指輪は購入後のアフターサービスを無料でしていることが多く、シルバーのメンテナンスにかかるコストを考慮すると、金属として選ばれることが少なくなっています。
まとめ
結婚指輪選びで最も重要なのは、2人が納得して選ぶことです。
それがシルバーであろうとプラチナであろうと、その選択はあなたたちのもの。
まわりがどう思うかなんて関係ありません。
ただし、『安いから』という理由だけで選んだ結果、後悔してしまうことは避けたいですよね。
もちろん、シルバーにはシルバーだけの魅力があります。
それでも、私自身はプラチナかゴールドの結婚指輪をオススメします。
私は、すぼらで手入れができなさそう。
そしてプラチナの特別感に心惹かれたから。
だからこそ、あなたたち自身で多くの素材を比較し、最適な選択をしてください。
その役に立つことが出来れば幸いです。